あがり症克服

緊張すると力が入ってしまう!その原因と力を抜く方法

緊張する場面に直面した時、
まわりから「力を抜け」と言われてるけど、いまいち抜き方がわからない。

それどころか、自分が力が入っているのかすらわからない。

そんな経験はありませんか?

これは、

いつもはめったに緊張しないけど、大舞台では緊張する

という方よりも

人との対面など、日常のちょっとしたことでも緊張してしまう、あがり症で悩まれている方に多いです。

この記事ではこれらの原因と解決策について紹介していきます。

なぜ身体が緊張していることに気づけないのか

なぜ、自分の身体が緊張しているかわからないのでしょうか。
これにはいくつかの原因が考えられます。

意識は自分にとってより大切な方に向くようになっている。

人前に出ている時には、あなたはどのようなことに必死になっているでしょうか。

きっとパフォーマンスを成功させることに全意識を向けていると思います。

自分の身体がどのような状態になっているかどうかは忘れてしまっているでしょう。

たとえ、高いパフォーマンスには身体の脱力状態が大切だとわかっていても、目の前の観客やパフォーマンスの結果を優先して考えてしまうのです。

「人前に出ると身体を緊張させる」流れを身体が覚えてしまっている

人の体は、同じ動作を繰り返すと、その動きがすぐできるように新たに神経が開発されていきます。

スポーツも練習すると上手くなりますし、絵などもたくさん描けば上手くなりますよね。自転車も最初はたくさん転ぶけれども、いつのまにか無意識にスイスイ乗れるようになる。

これは、行動パターンが少ない赤ちゃんも、社会で働いている大人でも、お年寄りでも誰でもそうです。

そして、皆このようなパターン化された行動を組み合わせて動いています。

緊張した経験も繰り返すと身体が覚えていきます。繰り返せば繰り返すほどパターンは固定されていきます。

もし

人前に出る→身体を緊張させる

これが、当たり前になっていけば、パフォーマンスが失敗してしまう確率も高くなってしまうでしょう。

緊張している状態が習慣付いている

日常生活でも緊張状態が当たり前になってはいませんか?

もとから力が入っていては、その状態が自分の「当たり前の状態」なので、それ以上力を抜くことはできませんし、

筋感覚は脱力した状態でなければ繊細に感じ取ることもできません

脱力は自分がしているつもりでも、完全にできる人はいません。何年トレーニングしていても新たに力が抜けることがあります。

それほど日々の生活で使う人間の動きは複雑で、パターンが無限にあるのです。

力が入っていることに気づけるようになるには

自分の身体が緊張しているか気づけるようになるため、一つ一つトレーニングをして解決していきましょう。

緊張した空間でも身体の脱力状態に意識を向ける練習をする

パフォーマンス中の意識を向ける方向を変えましょう。もしいつも失敗しているのであれば、その意識の方向は間違っているということです。

練習するときには、何回も同じ緊張状態の中で練習し、脱力も意識しながらパフォーマンスができるようになるまで同じことを繰り返します。

緊張する場面でも脱力できるということを身体に覚えこませていくのです。

これは日々の訓練ですので、筋トレと同じように定期的に継続してください。

普段何もしていないのに試合前だけ練習、筋トレしても、何も意味がないですよね。

トレーニングを日課にしていきましょう。

集中力が増している時には情報が入ってくる

とはいえ、パフォーマンス中はパフォーマンスのことだけを考えないと失敗してしまうのではないか。

そう思うかもしれません。

しかし、それはパフォーマンスに没頭しているつもりで、視野が狭くなっていませんか

よく緊張していると、
「もっと周りを見ろ」
と言われることがありますが、これは

「自分も含めた周りの状況を把握しろ」
ということです。

実は本当にパフォーマンスに没頭している時は周りの状況、自分の状況、全てに敏感になっている状態に入ります。

例えば、いつもは緊張するのに
その時はなんでもできる気がした、なんて経験はありませんでしょうか。

その時は全く緊張せず、やりたいように身体が自由に動け、視野も広がっていたと思います。

これは「フロー」と言われる状態です。自分は集中しているけれども、周りの情報もたくさん入ってきます。

本当に集中している時には情報は入ってくるものなのです。

そして身体の状態もその情報の一つです。

脱力の状態を作れるようになる

誰でも程度の差はあれ、何かしら身体を緊張させる癖をもっており、

脱力トレーニングをすると、今まで脱力していたつもりでももっと力が抜けることを気づくことができます。

そして脱力をすればするほど筋感覚を繊細にすることができます。

脱力の方法はこちらの記事を参考にしてください。

楽な立ち方!骨格で立って脱力しよう姿勢を正して!と言われたときに とりあえず背筋をまっすぐにして立つと思います。 でも、本当に正しい姿勢、立ち方がわからない…...
顎の脱力!意外なところにある顎の筋肉〜顎関節や歯ぎしり、頭痛がひどい方にオススメ〜こんにちは。HISAです 先日、レッスンで生徒が顎の脱力がわからないというので、実際に画像を見ながら脱力しました。 顔には多...
股関節のやわらかさはあらゆるパフォーマンスで重要!全身の脱力をする際、とても大切な関節が2箇所あります。 それは背骨(脊柱)の両端です。 頭と背骨の背骨の関節を環椎後頭関節。...

パフォーマンスを高めるための方法まとめ

  • パフォーマンス時の意識の向く方向をトレーニングで正す
  • 「パフォーマンス=緊張する」という回路を「パフォーマンス=脱力する」回路に変える
  • 脱力のトレーニングをする

脱力のトレーニングをしていくと、緊張を感じるセンサーも育っていき

力が入った際に、「あ、今力が入った」と身体が教えてくれるようになります。

一度でも自分の手で、脱力の感覚を生むことができるようになれば、そこから楽な方向に向かいますので参考にしてみてください。